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何かの勢いで「KODAK PIXPRO C1」を買った(3)
何かの勢いに押されて買った「KODAK PIXPRO C1」についてこれまで紹介してきましたが、今回は3回目、露出を変えたりズームを試してみたりしました。カメラのスペックは前回記事で紹介しています。
前回、いろいろなエフェクトを試しましたが、今回は一番使用率が高そうな「標準」と「レトロ」で撮っています。露出についてもISOと露出補正を変更しながら撮りましたが、意外と極端な結果が出て驚きました。
そして技術的な話になりますが、普段D810で撮っているよりもかなり高い割合でブレていました。一眼レフに慣れすぎてしまってシャッターが切り終わる前に少し動いてしまっているようで、これにはかなりのストレスを感じました。
iPhone13で撮った画と比べたいので、まずはiPhoneの画を3枚続けて紹介します。iPhone13はLeica LUXアプリを使用しているのでメタデータはアプリで表示されたもので、リサイズのみしています。
購入してから少しですが使ってみて、画質や癖など気づいたことと現時点でのレビューを最後に記しておきます。
「KODAK PIXPRO C1」(以下C1)で撮影した画像はリサイズ以外はしていませんので画質的には撮って出しですが、縦構図の場合は回転させています。リサイズと回転はいつものPhotoshop2025を使用しています。
iPhone13(Leica LUX), f/1.4, 1/2062, ISO50, EV±0, LEICA Vivid
C1の色がかなり派手だと感じていたので、ちょっと派手目な画を意識して撮りました。
iPhone13(Leica LUX), f/11, 1/4651, ISO50, EV±0, LEICA Vivid
木更津駅を歩いていた際に窓が開いていたので撮りました。とても自然な画です。
iPhone13(Leica LUX), f/11, 1/3215, ISO50, EV±0, LEICA Vivid
Leica Vividです。ビビッドと言われればそうだとも思いますが自然な色味にも見えます。
KODAK PIXPRO C1, 1/1250, ISO100, 標準, EV±0
上の画と同じ場所で別の日にC1で撮りました。標準なのにLeica Vividよりもビビッドに見えます。しかし同じ場所だとはいえ時間が違いますからこれで判断はできません。ただアプリ上で絞っているとはいえ詳細感は明らかにiPhoneの方が上です。
KODAK PIXPRO C1, 1/600, ISO100, レトロ, EV±0
ちょっと情報量が多い画になりました。こう見るとレトロも案外自然な感じに見えます。
KODAK PIXPRO C1, 1/125, ISO100, 標準, EV±0
いつもと同じスナップスタイルで撮るとしてもカメラが違うと見る場所が同じこともあるけど違うこともある、といった感じで撮影していて新鮮でした。
KODAK PIXPRO C1, 1/100, ISO148, レトロ, EV±0
八剱八幡神社の拝殿の手すりをレトロで撮りました。
KODAK PIXPRO C1, 1/560, ISO1600, 標準, EV+1
ここから少しテストをしてみようと思います。ISO感度を1600に上げて露出補正を+1にしました。かなりオーバーに振ったセッティングです。
KODAK PIXPRO C1, 1/7600, ISO1600, 標準, EV-0.7
ISO感度を変えずに露出補正を-0.7にしたらシャッタースピードがドカッと速くなって一気に超アンダーになっちゃいました。
KODAK PIXPRO C1, 1/80, ISO100, 標準, EV+0.3
超オーバーと超アンダーが続いたところでISOを100にして露出補正を+0.3にしました。緑の葉は良い感じになりましたが、空は飛んじゃってます。
KODAK PIXPRO C1, 1/6400, ISO1600, レトロ, EV-0.7
ISOの値によってシャッタースピードが大きく動いているようですが、ちょっと極端な印象です。カメラの設定を逆手に取ったセッティングもできると思いますが、あまり極端な設定変更は避けたほうが良いかも知れません。
KODAK PIXPRO C1, 1/1900, ISO101, 標準, EV±0
ISO101、ちょっぴりバグっぽいですが、すべて標準のオートモードで撮ったにも関わらず暗めだと感じました。
KODAK PIXPRO C1, 1/1150, ISO101, レトロ, EV±0
エフェクトを変えてみましたがこれもちょっと暗めです。アンダー気味の画像のほうが良い雰囲気と捉える人にとっては良い感じです。
KODAK PIXPRO C1, 1/1400, ISO100, 標準, EV±0
一見モノクロのように見える画は結構好きです。
KODAK PIXPRO C1, 1/250, ISO100, 標準, EV±0
最後にズームをテストしたいと思います。これはズームしていない画です。
KODAK PIXPRO C1, 1/250, ISO100, 標準, EV±0
✕2.0ズームです。デジタルズームらしさがでています。
KODAK PIXPRO C1, 1/250, ISO100, 標準, EV±0
✕3.0ズームです。少しジャギーが目立ってきました。
KODAK PIXPRO C1, 1/250, ISO100, 標準, EV±0
✕4.0ズームです。ここまでくるとジャギーがかなり目立ってきます。理屈としてはトリミングと同じなのでトリミングする必要があって面倒に感じている人にはありだと思います。
KODAK PIXPRO C1の試し撮り、今回は以上です。
標準で撮った画を見てみると、想像していた以上に鮮やかな色味なのが驚きました。画像の細かいところを見てみると粗い感じがしますし、Exif情報のゲイン制御に強い増感とでているだけあって若干ノイジーです。
ただビビッドな色づくりと相まって撮って出しでも派手な見栄えがする画なので、気に入る人もいると思います。そしてノイジーな画作りを最近流行りのレトロ感と受け取る層もいるかと思いました。
正直、本当はフィルムカメラの粒状感みたいなものに憧れたノイズ、みたいな解釈をしてしまうとフィルム愛好家の人から叱られそうです。ただ低画素のカメラのみが表現できる画も間違いなくあると感じましたし、それが持て囃されるのも仕方がないと思うところがあります。
そういった目線で見るとそこまで低画素ではない本機はちょっと微妙な立ち位置と捉える向きもありそうです。そしてスナップ写真を撮るにはとても手軽だし、大きなカメラで撮るときとは違った目線で撮影できるのは確かです。
ですが個人的にはスナップにはタイミングが大事だと思っているので、1枚撮る度にめっちゃもたつくカメラはスナップ向きではありませんが、気軽、手軽、という面では突出した魅力を持っているとも感じました。
エフェクトについては私はあまり使わなくなるような予感がしていますが、レトロ、モノクロなどイメージしやすいエフェクトはたまに使うかも知れないと思います。何しろ軽くて持ち出しやすい、操作もとても簡単なカメラで、それだけでも抜群のコスパだと思いました。
気になるところといえば、100枚くらい撮った頃に突然メモリーカードが不具合を起こして撮れなくなったことがありました。これはカードにもよるかと思いますが、C1だけを持って撮影する際には注意が必要かもしれません。
次回はC1とiPhone、そしてD810の写真をプリントしてみたいと思います。プリントに関しては厳密にはお見せできないので感想をお伝えする形になります。
梅雨入り直後の雨が降らなかった日に渋谷から新宿までを歩いて撮った(5)
梅雨入り直後に行った都内の街歩き撮影の5回目です。今回は前回記事で入った代々木公園の中で撮影した画を紹介します。
私は緑が好きなので、公園の中の木々や花などを中心に撮りました。森のように見える画なのに人が写り込んでいたりしているところが都内での撮影らしさだと思います。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。WBはオートでRAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2025を使用しています。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
開放にも関わらずシャッタースピードが稼げずISOが400になりました。ここのベンチではありませんでしたが、ベンチ、座りました。赤が被っちゃいました。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
広角にしたのでシャッタースピードが稼げなくてもISOは100でいけました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
現像時に開いたら、うそっ!コテコテやん。と感じましたが、撮影時は紫陽花の季節でした。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
バラがたくさん咲いているエリアがあったので撮ってみましたがコテコテです。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
花の写真を現像するときにはどの程度までふわっとさせるか考えてやっていますが、いつまで経っても上達しませんね。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
派手な色味に負けてしまって自然な画にはなりません。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
右の花に蜂が止まっていたのですが、その右になんか宙に浮いているような何かが写っています。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
木々の葉は緑なのに地面には枯れ葉が。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
迫力を感じる画になりました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
先ほどはフェンスの向こうの紫陽花を撮りました。もう撮れないと思ったので撮ったんですが、歩いていたら近くで撮れる紫陽花がありました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
都会感がない雰囲気で撮りました。
D810, 24-70mm(48mm), f/2.8, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
真ん中上のちょい右にある赤いもの、蝶かと思ったら花でした。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ベタに背景をボカしました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
面白い画が撮れそうだと狙ったら意外なところに人がいました。右に見える明るい緑のエリアが好きです。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
森の中を自転車が走っているのを見つけて撮りました。楽しいです。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
停滞していた気持ちが少し盛り上がりました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
次の自転車が来ました。自転車の向こうにはランニングしている人がいました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
木を見上げている? 人が印象的でした。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
真ん中に写っている赤っぽい木にフォーカスしました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
大都会にあるとは思えない佇まいです。山に写真を撮りに行きたくなりました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
大好きなカーブしている道が見えました。しかしライティングがイマイチですw
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
近づいて縦構図にしてもやはり思った通りには撮れませんでした。しかし自然の光なので仕方ありません。
今回は以上です。
D810とC1、この記事ではどちらもスナップスタイルで撮った画を紹介しました。口には出しますが実はレトロとかエモいとかに疎い私なので、D810はともかく色々と試してみてはいるもののC1の方でも同じような感覚で撮ってしまいます。
そうなると、C1はD810のダイレクト感には到底及ばず、D810はC1の軽さと小ささには到底及ばず、どちらに対しても比べるのが失礼と言えるほどまったく違うカメラです。私の考えるスナップはどちらの利点もあれば嬉しいです。
どちらかを選ぶとすれば撮影というアクションを踏まえるとダイレクト感を取りたい私です。ただD810を使えない場面でC1を使うということについては抵抗感はありませんが、個人的にはiPhoneの画質の方が好きだったりします。
購入時に触れたように私にとってC1のライバルはD810ではなくiPhoneだと考えていたので、これについては悩みどころでもありますが、やはりカメラ専用機は安物でもちゃんとカメラしています。
操作感はもとよりファインダーがなくてもちゃんとカメラなので、別売のグリップなどを装着していない標準状態のスマホではとても叶わないという印象です。それは私がスマホで撮るのが苦手だと感じているせいかも知れません。
C1はカメラとしては異常なほどに安価なので、メモリーカードスロットだけでも故障する覚悟をしてしまうところがあったり、彩度が高く、強い増感によるザラついた画質が特徴的です。それが嫌でなければ安くて軽くて使いやすいカメラだと思います。
まだ発売されてからそれほど日が経っていない事もあってか故障等の情報は知りませんが、それなりにクセが強いカメラだと思います。そんなクセを楽しめる人なら良いと思います。
今回も記事が長くなってしまいました。次回は「KODAK PIXPRO C1」の4回目、そして渋谷〜新宿シリーズの6回目をお伝えします。よろしければまたお越しください。
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