御宿23

Pixelmator proを約2ヶ月使っての感想と新しいアプリ & 秋の御宿で危険を感じたりクルマは泥に塗れたり(2)

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Pixelmator proを約2ヶ月使っての感想と新しいアプリ

 
思いつきでアドビからの脱却を図ってサブスクリプションの更新案内が来たところでサブスクリプションを解約、買い切り8千円のPixelmator proでの現像と補正に切り替えたのが8月26日更新の記事からでした。
 
この、渋谷から新宿まで歩いたシリーズ6回目の記事で突然切り替えたので、このシリーズは1〜5回目と6回目以降で見比べてみると色味が変わったのが判るかと思います。Pixelmator proの方は何十年も使っているPhotoshopに比べるとまだまだ使いこなせてはいません。
 
それでも戻る道を閉ざして切り替えたので、出来ないなりに現像と補正をやってきました。最初の頃は明らかに彩度とコントラストが違う補正結果になっていましたが、最近では少しずつ慣れてきたのが補正した画像からも見受けられます。
 
正直、2つのアプリを比べるとしたら習熟度が違いすぎるので公平にはできません。インターフェイスの使い勝手やパラメーターのコントロールなどは比べるまでもなくPhotoshopの方が使いやすいです。
 
しかしPixelmator proも多少の使いにくさを感じつつも少しずつ慣れてきました。まだまだ補正後の画像はPhotoshopで補正した画のほうが自分好みではありますが、Pixelmator proでの作業もスピードアップしてきて総合的にはPixelmator proでの作業の方が最近は速いです。
 
ツールの場所やパラメーターの動きでどれくらいの効果が適用されるかなどは断然慣れているPhotoshopの方が確実に思った方向に補正できます。Pixelmator proはインターフェイスが直感的なのが好評のようですが、パラメーターの動きや効果の大きさなどが少し大味な印象です。
 
あと、どちらのアプリも多機能ですが、シンプルにストレートに多くのツールを使わずに思った画像に補正できるのはPhotoshopだと思います。Pixelmator proの方が実作業時間は短いと前述しましたが、現像画面では縦に長くツールが並んでいるので使いたいツールにたどり着くまでにちょっとした手間感があります。
 
Pixelmator proは自分の中にある程度のルールを作って、迷わずに作業するとスピードアップします。ホワイトバランスが%表示なのでケルビンで数値指定できないなど不便はありますが、傾き補正などAIを使ってワンクリックでできる作業もあります。
 
色補正に関しては、まだまだ全然使いこなせていないのでこれからさらに使い込んで、というところだと思います。ですが、Pixelmator proはMac専用ということでWindowsユーザーは使えません。そこで次の現像から新しいアプリを使ってみようと思い立ちました。
 
そしてWindowsでもMacでもiPadでも無料でダウンロードできるアプリ「Affinity by Canva」を使ってみようと思います。豊富なテンプレートで定評のあるCanvaの総合デザインツールです。Affinityはベクター・画像補正・レイアウトなどを作成編集できる統合アプリです。
 
Affinityのデザインツールは基本的には無料ですが、Affinity内でCanva生成AI機能を使用したい場合にはCanvaの有料プランに加入しなければなりません。しかしちょっと使っただけでも多機能で見やすく使いやすいツールなど、期待できるアプリになっています。
 
個人的にはベクター機能がIllustratorの代替に使えるかどうかがかなり大きな興味になりますが、写真現像と画像補正でもかなり期待が持てそうです。Apple純正アプリのショートカットを使用した繰り返しの単純作業はPixelmator proに任せて、現像補正はAffinityという使い方もあります。
 
高額になる一方のAdobeツールに辟易しているユーザーの気持ちを汲み取るように次々に現れるツールに期待が高まっている今日この頃です。Affinityはダウンロードしたばかりなので使うのはこれから徐々にですが、AIファイルを直接読み込めますし、慣れればRAW現像でも良い結果を出してくれそうな期待があります。
 
しばらくはあちらこちらのアプリをウロウロしそうです。ありすぎるのは良くないですが、多少の選択肢はあった方が楽しいと思います。なるべくコストを掛けずに自分に合ったツールを探せるって良い時代になってきました。
(Pixelmator proもAffinityもリンク先は英語サイトですが、ダウンロードするアプリは日本語に対応しています)
 
 

秋の御宿で危険を感じたりクルマは泥に塗れたり(2)

 
他県から訪れる人に人気のサーフスポット「御宿」で平日に行って撮影した2回目です。前回記事では海沿いだけれど山の無料駐車場にクルマを停めて海に向かって歩きました。
 
夜明け近くの時間帯ということで、前日に降った雨の影響で足元の状態は泥濘んで歩きづらく、目が悪い私は足元を見つめてひたすら安全に歩くことだけを考えていました。そんな時にハプニングってのは起こるもので、腰の高さよりは背の低い茶色い毛の塊が前を動いていたのにも関わらず気づくのが遅れる状況でした。
 
現場の地形や自分の現在の身体能力を考えると、それほど大きくない茶色い毛の塊がもしイノシシだったとして、突進してきたら避けられない可能性が高いと咄嗟に感じてヤバいと思った瞬間に茶色い毛の塊を認識できたら子鹿でした。
 
正直ホッとしました。鹿も成獣だと突然大きくジャンプしたりするので怖いですが、子鹿に遭遇するのは初めてだったので子鹿の動きを探りながら、辺りに仲間がいないかを注意して歩きました。前回記事では次の次の記事で紹介すると書きましたが、今回紹介する写真にも写っていました。
 
カメラの設定をフルではないけれど(そもそもD810にフルオートはない)露出をオートにしていると実際よりもカメラが明るく撮るのでどの写真も明るく見えますが現場は結構暗いです。一目散に逃げると思って諦めた感じでシャッターを押しましたらしっかり写っていました。
 
人に慣れているのかは知りませんが、さっさと逃げる感じではなくある程度の距離を保ったまま近づけないといった雰囲気でした。そんな鹿との出会いがありながらも先に進んで手彫りのトンネルを超えると砂浜に出ました。
 
誰も踏み入れていない砂浜に足跡をつけるのは楽しかったですが、砂が緩すぎて足が埋まるほどでした。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。WBはオートでRAW現像と補正はPixelmator proを使用しています。
 
 
御宿21
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
 
こんなところを進みます。道がちゃんとあるのでちょっと嬉しい気持ちで歩きます。写真ではそれほどではない風ですがISO2000なので少し明るめの夜景並みといった暗さです。
 
 
御宿22
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO5000, 撮影モード絞り優先オート
 
とうとうISO5000になりました。実はこの画像にヤツが写っているのですが判りますか? 現場では撮れている気はしませんでした。ヒント:通路にいます。
 
 
御宿23
 
トリミングしました。咄嗟に撮ったので手前の葉っぱにピントが来てしまいましたが、まあこんなもんでしょうかね。
 
 
御宿24
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート
 
これはISO感が頑張らなかったのでかなり暗めに写っています。上が明るくなっていますが、そういった場所でなるべく撮っていてもこんな感じでした。
 
 
御宿25
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/8, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
トンネルがありました。ISO感が設定上限の6400にあたってしまったので、シャッタースピードが1/8になりました。フォーカスはトンネル出口に合わせているので手前がボケています。
 
 
御宿26
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/5, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
トンネルの中で撮りました。トンネルの中なので暗いのは当然ですが、なんとか削った岩肌を撮りたかったのでジタバタしましたがこれが精一杯でした。
 
 
御宿27
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/8, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
トンネル出口に近づいてきて出口が大きく写ってきました。
 
 
御宿28
D810, 24-70mm(27mm), f/2.8, 1/3, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
トンネルを歩いていたら横穴を見つけたので撮りました。広角よりの画角にしたので多少は露出が助かるかと思いきや厳しかったので、左手にスマホライトを持って照らしてみましたが、カメラのセッティングはあまり変わりませんでした。でもこれ、横穴に何かいたら大変だよなぁ。って内心ビビっていました。
 
 
御宿29
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
 
トンネルを抜けましたがトンネルに入る前と似たような道が続きます。海に近づいたので木々の隙間から太陽の光が差し込むようになりました。
 
 
御宿30
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
光が道まで掛かるようになってきたので山の出口は近そうです。
 
 
御宿31
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
強い光を浴びたので嬉しくなって縦構図でも撮りました。
 
 
御宿32
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, IS250, 撮影モード絞り優先オート
 
今度は歩いている道を主役に撮りました。
 
 
御宿33
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/4000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
やっと海に出ました。暗いところを歩いてばかりだったので開放のまま撮ったら1/4000まで跳ね上がりました。雲の隙間からの強い日差しが嬉しかったです。
 
 
御宿34
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
光源からズレると光が足りないのはデフォなので開放のまま左側を撮りました。珍しい印象の青です。
 
 
御宿35
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
右側です。やはり珍しい感じの青です。
 
 
御宿36
D810, 24-70mm(38mm), f/2.8, 1/4000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
砂浜の波打ち際はキラキラ光って大好きです。
 
 
御宿37
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/2500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
少し海に近づいて太陽を狙いますが雲も手強いです。
 
 
御宿38
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
砂浜に足跡。ちょっぴりドラマチックに感じましたが、これ自分の足跡です。誰も歩いていない砂浜に足跡をつけるのはなかなか気持ち良いです。
 
 
御宿39
D810, 24-70mm(24mm), f/4, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
少し絞ってf/4で撮ってみました。空はきれいに撮れましたが空以外は暗いです。
 
 
御宿40
D810, 24-70mm(24mm), f/4, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
少し絞ったところでまた足跡の方向を撮りました。海に出て気分は上がっていますがこういうスポットって結局、前と左右なので構図は同じようなものになってしまいます。
 
 
御宿41
D810, 24-70mm(62mm), f/4, 1/60, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
 
そんな感じで構図に行き詰まって辺りをキョロキョロしていたら水が流れた形跡を見つけました。
 
 
御宿42
D810, 24-70mm(24mm), f/4, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
角度を変えて光の反射加減の変化を楽しんでいます。前日は雨だったのに水があまり流れていないのがちょっと残念でした。
 
 
御宿43
D810, 24-70mm(24mm), f/4, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
岩の足場の良いところに立って岩と海を撮りました。なんか足跡がリアルです。
 
 
今回は以上です。
 
 
御宿撮影の2回目は、野生の子鹿に遭遇した写真を紹介しました。撮れていないと思っていたので現像時に見つけて驚きました。現場では暗い上に目が悪いのもあって存在は認識していましたがフレームに入っているとは思いませんでした。
 
最近のネットニュースは熊の話題で持ちきりですが千葉県に熊はいないそうですね。実際に千葉県に住んでいる者としては「あ、そうですか」と言える感覚ではありませんが、想像しただけで怖くなります。
 
もし熊がいると分かっていたら、カメラを持ってのこのこと山に入ることは出来ないでしょうね。動物でも山でも海でも自然を舐めちゃいけません。なぜ熊が人里に降りてくるようになったのか色々と議論がされているようです。
 
1つ言えることは、キッカケはなんであれ動物の習性は変わることがあるということです。綺麗事では解決できないフェーズに入ってきたのかと感じますが、そんな時バカな話もたくさん聞こえてきます。そんなおバカはどこにでもいますが人命優先を怠ることが無いよう願いたいものです。
 
今回は海ヘ向かって歩きましたが、次は海から戻っていく過程を撮影したので同じルートになります。そして次回の御宿シリーズはAffinityで現像と補正をします。興味がある方はそちらの方も楽しみにしていただけたらと思います。よろしければまたお越しください。
 
 

 
 
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